6月6日から9日まで、3泊4日の台北旅行に行った。
持ち物は着替えと身の回り品、そしてwifiルーターと日本からのお土産、合計鞄2つという軽装で羽田から飛行機に乗って松山空港に降り立った。
これが台湾に着いて初めて撮った一枚、宿泊先のゲストハウスがある台北の中山駅から旅は始まった。空港からちょっと出たところのコンビニで早速店員の兄ちゃんを困らせる出来事があったが、MRTの移動は思ったほど苦でもなく、10分少々で宿泊先のゲストハウスのある駅に着いた。
ゲストハウスに着いて早々、やったのがこれである。なにやら6月6日は地球の引力の関係で、卵が立ちやすい日なのだそうだ。チェックインしてすぐに、ゲストスタッフ総出で卵立て始めるのだから、なんのこっちゃと面食らった。その後ゲストの皆さんは皆でどっか出掛けてしまった。初対面同士ですぐ打ち解けてどっか行っちゃう。ゲストハウスの習慣というか雰囲気をここで初めて知った。
その後、私は父から紹介されていた台湾の知り合いと会うべく電話で連絡(この間、公衆電話で悪戦苦闘し、あげくスタッフの方から携帯借りてようやく連絡取れるなど、かなりの騒動があったりした)を取り、ゲストハウスまで来てくれるということなので、それまで泊まっていた他のゲストの人と雑談して、時間を潰していた。話した人はちょうど会社員の方で、仕事休んで来ているらしく、おすすめの観光地やスポットを教えてもらった。台湾に対する事前知識が少ない自分はほとんど話を聞いているだけだったが、皆すごく旅なれているなぁと思った。
なにしろ、航空券とゲストハウスの予約だけとって、ふらっと一人で来ました、のような人なんてざらなのだ。ちょっと気負っていた自分が馬鹿らしくなるくらいだとその時は思った。(旅行最終日には自分がそうなっているとも知らずに)
しばらく雑談した後、台湾の知り合いであるBelindaと再会した。早速ちまきやバナナを貰い、日本からのお土産を渡した。Belindaは非常に英語が堪能で、彼女と話しているときは100%英語だった。久しぶりに会う私にも非常に気さくに接してくれて非常に感謝している。
その後、彼女と一緒にMRTに乗って芝山駅のそごうで冷房を堪能し、そこで4日間の台湾旅行を先導してくれる郭滕憲と合流し鼎泰豊で昼食をごちそうになった。台湾の情報、家族の話など色々な話をして、我々の共通点である父の話をした。
そこから先が怒涛だった。昼食の後、Belindaと別れ、郭滕憲のバイクに乗せられ、温泉に行った。台湾の絶景で写真を撮った。どでかいチキンも食べたし、士林夜市にも行ったし、西門街も回った。随分あっさりと全部こなしたなぁと思うが、これ全部、ほぼ半日でやってのけたのだ。
台湾の絶景と私。郭滕憲はとてもナイスガイでたくましく、親切で、おまけにスペイン語が出来る(!!)人生経験豊富な人です。私が彼から貰った携帯落っことして紛失した際も気にすんなと言ってくれたり、器の大きい人です。おまけにバイク一つでどこでも行っちゃうすげえ行動力の持ち主でした。台湾で過ごしている時、非常にお世話になった、感謝感謝である。
たった一日で小籠包、ちまき、どでかいチキン、梅水(台湾の梅を使ったジュース、甘い)、牛肉麺、臭豆腐、エビとかカキ入りオムレツ、瓜ジュース(ちょい苦、食後に良)などなどなどなど数え切れないぐらい台湾名物を食べたが、何しろ一回に食べる量が多い。最終的に油の匂いにやられてしまったほどだ。前々日に日本の友達から、向こうでは食べ物は完食しなくていいんだと聞いていたが、私は思い切り挑んで完敗を喫した。
とはいえどれも非常に美味なので、再訪したときはぜひまた挑戦するつもりです。ちなみにこれ全部おすすめ。
一日でいろんな人と出会った。前述のbelinda、郭滕憲そして彼の紹介で小白天とも会い、一緒に西門街を散策した。彼は日本語を学んでいるということで、すごく日本語が上手かった。そして一緒に散策する中で台湾の事情について興味深いことをたくさん教えてもらった。(台湾事情については後ほど考察します)そしてFacebookの友達が一日で倍ぐらいに増え、ゲストハウスに帰ってきてからはFacebookに掛かりきりになった。僕が知らなかっただけで、父は海の向こうである台湾に家族として、友達として接してくれる人をたくさん持っている。金銭的な資産や家業はないが、これから私がそんな人脈を継いでいくことになる、そう考えると父に感謝しつつ、やっぱりよく分からん人だよなぁと改めて感じた。
大長編になりそうなので何篇かに分けます。続く。
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