2011年5月23日月曜日

『拝金』(堀江貴文)

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最近、堀江貴文氏の出す本を何冊か読んでいる。もちろん、最近の実刑2年6ヶ月の報道を見た影響もあって、少し知りたくなったところもある。
そもそも、私は堀江貴文さんとかひろゆきさんとか、勝間和代さんとか、ネット上で活躍している人々のログを辿ったことは全くない。たくさんの書籍を出されているので、流行っていることは知っていたが、私から読んでみようと思ったことや、twitterアカウントをフォローしようと思ったことはなかった。
なんでだろう??と自分で思ったが、話は簡単。私が少し時代を過ぎた本から読み進めていくタイプで、最新の書籍には手を出さないタイプであるから、というわけです。
典型的な吝嗇家ですね。
それで、『拝金』の話です。
拝金
拝金
posted with amazlet at 11.05.23
堀江 貴文
徳間書店
売り上げランキング: 581
恥ずかしながら、この本を読むまで、「ライブドア事件」について多くの知識を持ってはいませんでした。当時確か高校あがったぐらいだったと思いますが、ライブドアが粉飾決算で取り調べ受けて云々、ふーん。位の知識でした。その当時も堀江さんに対して好意も嫌悪も感じていませんでした。なんのこっちゃら、ってな感じです。
この、「なんのこっちゃら」という印象を持っていた世代のメタファーが優作のように自分は感じました。要するに、適当にバイトして、楽しみはゲーセン通い。年収200万ぐらいでまったり生活出来ちゃってる有象無象の若者像。
いやぁ、毒があるなぁ。なぜかと言えば、これらの有象無象(自分含め)至るところにいますし、就職氷河期真っ只中の昨今、ものすごく増えている訳です。
それで仮に、ですが(いや結構真面目な話として)この本のように、5年で大企業を作ってしまう若者が出てきたら、多分いや確実に、面白い世の中になるんじゃないでしょうか。


ということで有象無象の一人として、日々精進することにいたします。
有象無象の方々、ぜひ読め!

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