2011年6月19日日曜日

台湾旅行記3 (6/7)-一人旅堪能の九份、wifi断絶の恐怖-

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皆さん九份って知っているだろうか。自慢じゃないが僕は全く知らなかった。
ゲストハウスの皆さんが結構よく薦めてくれるのがこの九份で、どんな場所かというと、「千と千尋の神隠し」の舞台の元となった場所なのである。
2日目はこの九份をメインに観光した。まずはゲストハウスのある中山駅を出発して後で回ることになる忠孝新生駅をぶらつく。
駅を出てすぐの国立台北科技大学。台湾の工業大学の最高峰らしい。


なんだかスケールが違う。そしてモダンな建物。テクノロジー最前線みたいな大学の緑だらけのキャンパスが、本当に降りてすぐにあります。
その他、忠孝新生はいろいろあるわけですが、また来ることになるので最後にまた触れます。


一駅先の忠孝復興に着き、九份行きのバスを待った。忠孝復興から九份までは基隆汽車客運バスで一本。一時間ちょっとで行ける。バスの運賃は80元(日本円で220円強)。
台北では日本で言うpasmoのようなチャージ式プリペイドカードがセブンイレブンやファミリーマート(全家っていうんだよ!)で売られている。これを使えばMRTも路線バスもかざすだけで大抵乗れてしまうので、中国語の上手くない日本人には大助かりな代物である。(とはいえ日本語で対応してくれる運転手も多い)
実は忠孝復興に着いた際、ちょっとした失敗をしてしまった。チャージしようかと思って財布を覗くと、100元札がなかったので、ええい面倒だと言って1000元チャージしちゃったのだ。日本であれば、1万円チャージしてもすぐなくなるから当然4日間で使い切るだろう思っていたが、違う。MRTの運賃表を見てみれば分かるが、どんなに遠くても65元が最高なので、当然の如く、余る。このように、為替レートが分かっても物価が分からないで苦労することは結構あるのだ。この辺、「行って見ないと分からない事」の筆頭である。この後この話をBelindaや彼女の娘さんにしたが、まあ驚かれた。「交通費なら心配ないよ。1000元も入ってるから、どこだって行けるさ」なんつってました。
九份の屋台街。入り口からして薄暗く、肉と油の入り混じった匂いがぷんぷんする区域。ちなみにこれ、


山奥にあります。市街地じゃないです。ガイドブックによると、元々閉山した鉱山跡地だったのが映画のロケ地で使われて人が集まり、今や一大観光名所らしいです。もう一回行きたい。ちなみに僕はのどの渇きと暑さでそれどこじゃなく、ジュースをちゅるちゅる飲みながら散策してばっかりであんまり写真撮ってませんでした。


5時過ぎに忠孝復興の駅に戻り、昨夜、お世話になった友人に仕事が終わったぐらいに連絡してくれと言われていたので、45分ほど時間つぶしがてら忠孝復興をふらついた。今日はFacebookあるし、メッセージ送れば問題ないなと、正直安心しきっていたのだが、ここでWifiの電源が切れた。ネット繋がるスマートフォンあれば携帯電話借りる必要なしと思って甘く見ていた完全なミス。レンタルwifiルータは一日持たないんです。それからは公衆電話に行き、電話かけては留守電で途方に暮れて電話して小銭なくなって時間切れ、札を崩すためにコーヒー飲んでの繰り返し、テレホンカードの裏表を間違え、役立たず扱いしては小銭つかって電話かけてと無駄な行為を繰り返し、ようやくBelindaと会うことが出来ました。アナウンスで名前呼ばれてようやくたどり着けるという始末でした。全くお騒がせしました。


その後、芝山駅で夕食をご馳走になり、店内でPCを使わせてもらい、父にメール入れたり、日本から輸入して使っているコーヒーマシンの説明を受けたり、日本語学校の先生をしているというBelindaの知り合いと話をして、その後二人で忠孝新生へ向かった。


忠孝新生は日本で言うところの秋葉原(電気街)で、台湾で有名なAcer,ASUSから日本の富士通、東芝、SONY、あとApple、lenovo、msiなどのPCの販売店がずらっと立ち並ぶ地区である。Appleストアだけは別格に広かったが、それ以外のメーカーは縦長の店舗が一角にぎゅうぎゅう詰めに入っている形だ。ちょっと中を覗いてみたが、実に熱心に接客され、商品説明バリバリされて、すごく商売熱心に感じた(もちろん買う金はない)。


2日目はこのような流れで、ミスして大量チャージしてしまうわwifi切れて途方に暮れるわ、お騒がせだらけの1日になってしまった。最後にBelindaにGmailアドレスを交換して、翌日に備えてその日は早めに帰って就寝した。本当に、連絡手段を持っておくことは重要であると実感した1日でした。


続く。

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