3月11日午後2時46分ごろ、東北地方太平洋沖地震が発生しました。
その時、僕は関東にいて、駅から自宅まで徒歩で帰宅することになったこと意外大きな被害はありませんでしたが、実家が宮城県にあり、両親、親戚や友人が被災者となりました。
幸い内陸部だったため、無事との連絡がつき一安心しましたが、もし沿岸部に住んでいたらと思うととても他人事のようには思えないものでした。
亡くなった方のご冥福をお祈りします。一刻も早い復興を心より願っております。
This blog is Takeshi inoue's lifelog and diary.I Live faster and faster moving everywhere!!
2011年3月16日水曜日
2011年3月9日水曜日
『発光地帯』(川上未映子)
川上未映子さんの作品に関しては『わたくし率 イン 歯ー、または世界』が早稲田文学に出たときに大学の図書館でこっそり読んでいた思い出があるような古参読者だったわけですが。この『発光地帯』もおめおめ買ってしまいました。なので特に秀逸だなあと思ったエッセイをピックアップ。
ものすごく専門的で有名なもの(ex.陰翳礼賛)でなければ作家のエッセイはごく少数の固定ファンしか読まないようなイメージがありますので、エッセイの紹介なんて本来しなくてもいい気がします。特に現代文学作家さんのエッセイって多くは小説が書けない云々だとか、ごくごく普通の日常とか、ブログに書けやとかいう物が個人的には多いような気がします。
ただ、一人の作家さんの小説やエッセイをリアルタイムで読んでいくと、次の題材はこんな感じかなとエッセイを読みながら予測立てられるのですよ。それを、次の作品で軽々と予測を超える瞬間というのかな。知る人ぞ知る感動です。それがあるから一続きで読もうと思うんですよね。
特に川上さんは『乳と卵』から『ヘヴン』への躍進が凄かったので、特にそう思います。次?予測つきませんね。全く。
- 世はすべてこともなし
- 世界なんてわたしとあなたでやめればいい
- きっと彼らは誰かの息子
ものすごく専門的で有名なもの(ex.陰翳礼賛)でなければ作家のエッセイはごく少数の固定ファンしか読まないようなイメージがありますので、エッセイの紹介なんて本来しなくてもいい気がします。特に現代文学作家さんのエッセイって多くは小説が書けない云々だとか、ごくごく普通の日常とか、ブログに書けやとかいう物が個人的には多いような気がします。
ただ、一人の作家さんの小説やエッセイをリアルタイムで読んでいくと、次の題材はこんな感じかなとエッセイを読みながら予測立てられるのですよ。それを、次の作品で軽々と予測を超える瞬間というのかな。知る人ぞ知る感動です。それがあるから一続きで読もうと思うんですよね。
特に川上さんは『乳と卵』から『ヘヴン』への躍進が凄かったので、特にそう思います。次?予測つきませんね。全く。
2011年3月4日金曜日
『パラノイドパーク』(ガス・ヴァン・サント監督作)
これまた最近見た映画をピックアップしていきます。ガス・ヴァン・サント監督の『パラノイドパーク』についてちょっと感想みたいなものを書きます。
僕はあまり監督やキャストで観る映画決めるタイプではなく、タイトル(映画.comで気になったやつ)とテーマをさっと見て決めてしまうタイプで、ガス・ヴァン・サント監督の作品に関しては『グッド・ウィル・ハンティング』と、『ラストデイズ』しか観ていなかったのですが、なんとなく『グッド・ウィル・ハンティング』よりは『ラストデイズ』に近い趣がありますね。
この作品は要するに少年がふとしたことから人を殺してしまう話なのですが、正直なところ、ネタバレするしない以前に、ストーリーについて語るのは野暮な気がします。気持ちのいいぐらい、これだけです。ストーリーよか、時系列を前後しながら、時々入る自主制作調の荒い映像やスロー映像だったり、楽曲だったりと、まあ抽象的ですが、映像の中で観るべきものは全部見れるし感じ取れます。あと台詞喋る声小さい。これも演出でしょう。僕は好きです。
なんというのだろうかな、物語の筋書きを最小限のシンプルな形にまとめて、視点を色々変えて複雑な心理描写をしているというような映画なのかな。ボリュームより俯瞰。祭りの夜店を見て屋台なにがあるかとか食べるかよりも雰囲気を味わいたいような。これは違うか。
観た後でちょっと調べてみたところ、この作品は同監督の『エレファント』と対にして観るのが良いらしいですね。今度チェックしてみます。叙情的な作品を求めている方にはおすすめなので、ぜひ。
僕はあまり監督やキャストで観る映画決めるタイプではなく、タイトル(映画.comで気になったやつ)とテーマをさっと見て決めてしまうタイプで、ガス・ヴァン・サント監督の作品に関しては『グッド・ウィル・ハンティング』と、『ラストデイズ』しか観ていなかったのですが、なんとなく『グッド・ウィル・ハンティング』よりは『ラストデイズ』に近い趣がありますね。
この作品は要するに少年がふとしたことから人を殺してしまう話なのですが、正直なところ、ネタバレするしない以前に、ストーリーについて語るのは野暮な気がします。気持ちのいいぐらい、これだけです。ストーリーよか、時系列を前後しながら、時々入る自主制作調の荒い映像やスロー映像だったり、楽曲だったりと、まあ抽象的ですが、映像の中で観るべきものは全部見れるし感じ取れます。あと台詞喋る声小さい。これも演出でしょう。僕は好きです。
なんというのだろうかな、物語の筋書きを最小限のシンプルな形にまとめて、視点を色々変えて複雑な心理描写をしているというような映画なのかな。ボリュームより俯瞰。祭りの夜店を見て屋台なにがあるかとか食べるかよりも雰囲気を味わいたいような。これは違うか。
観た後でちょっと調べてみたところ、この作品は同監督の『エレファント』と対にして観るのが良いらしいですね。今度チェックしてみます。叙情的な作品を求めている方にはおすすめなので、ぜひ。
2011年3月3日木曜日
『組織行動論の実学 心理学で経営課題を解明する』(著、編集:DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー編集部)レビュー
最近読み終えた本について、こつこつ書評を書いていこうと思います。
第一冊目が『組織行動論の実学 心理学で経営課題を解明する』(DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー)というビジネス書です。
この本は経営課題の中でも組織で働く人々の行動や態度といった部分を組織行動学、社会心理学視点からハーバード・ビジネス・レビューに寄稿された論文をまとめた本です。
私が気になったキーワードとしては、
- 「組織の構成員から見られる7つの組織像(特に受動攻撃性)」
- 「転移」
- 「神経症的インポスター(詐欺師)」
この本の第一章では特に「受動攻撃型」組織(一見穏やかだが、あらゆる手を使って組織に公然と反発する勢力。この組織の力が強いと、一旦決まったはずの計画がなかなか進展しないような状況になりやすい。)について多くページを割いていますが、その他の組織像についても、自分の所属している組織がどの形に近いのか自己診断する手助けになるかと思います。
次に気になった「転移」というのは第9章に書かれています。私は心理学に関しては門外漢で「転移」とは何ぞや?ぐらいの知識でしたが、要約するとリーダーについていくフォロワーはリーダーに対してどのような感情を抱くかという話で、リーダーを肉親と重ね合わせて感情を移してしまうということには純粋にそうなの?と思いました。無意識とはいえ、リーダーを父親や母親に重ね合わせて見ているなんてぞっとします。(僕が一線引くタイプだからかも)「お国柄で異なる転移」もなかなか興味深いです。
第10章の「神経症的インポスター」は要約すると「卑屈な完璧主義者」で、高い成果や業績を上げているにもかかわらず、その成果を「まがいもの」と思い込み、自分で自分の成果を認められないという症状らしいです。完璧主義といえば、日本人のお得意技のようなところで、日経ビジネスassocie(2月15日号)にも「完璧グセ」と紹介されていましたが、いい心がけだがやりすぎ厳禁な主義で、これが極端になりすぎると「神経症的インポスター」になってしまうと思うと、わが身を振り返ってみないといつこうなってるか分からないのでぞっとしました。
この書評では自分の気になったところを少し紹介などしてみましたが、何かしらの組織内にいる人なら多かれ少なかれ経験したことがある方には、ま新しさはないです。大体2007年に出た本ですので、今はもっと新しい論文が出ていてもおかしくないと思います。
しかし、何らかのフレームワークを得たいと思う方には良本だと思います。あと読みやすいです。高いけど。
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